リビングルームの壁のキズを補修するときは、色に配慮しましょう。壁のキズそのものは、建物に影響がなければ問題ありません。建物に影響がなくても美観を損ねてしまうと、家族にはストレスになってしまうこともあります。キズの状態を正確に把握するには、工務店に相談をするのが理想的です。

素人の判断でも、決して見誤ることではない類ですが、工務店に相談することで予想以上に安価で迅速に補修してもらえることが多いです。工務店の補修作業は、出張工事費あるいは人件費がかかりますが、仕上がりの良さを考えると、必ずしも自分で作業をするのが安価とは限らないことが分かります。キズの補修で重要なのは、かなり限定的に作業輪行って、目立たなくすることです。工務店の作業は、常にマスキングテープを活用するなど、美観に配慮して行われます。

キズを目立たなくさせるために塗料や樹脂を使用するときは、塗料や樹脂が周囲を汚してしまわないように注意します。塗料の汚れは、かえって目立ちます。樹脂の汚れは害虫の栄養源になってしまったり、壁紙の劣化を促進させることもあります。リビングルームの壁は、訪問客も目にすることがありますので、自宅だからといって安易に修繕しようとせずに、工務店に相談してから判断するのが賢明です。

なお工務店に相談して、個人でも対処できると判断された場合は、自分で作業をするのも良いでしょう。その場合は工務店に、使用したほうが良い塗料や樹脂を教わっておきましょう。どこで購入できるのかまで質問しておくと、迷わずに済みます。