バスルームの壁にキズを発見したときは、迅速に補修をしましょう。見た目は小さな裂け目であっても、奥にまで達している場合もあります。バスルームは湯気が充満する場所であり、水蒸気が豊富な環境です。湿気がちであるため、キズの内部に水分が浸透しやすいことを覚えておきましょう。

バスルームは他の部屋とは、別の間取りで施工され、独立していることが多いです。湿気対策のために、他の部屋とは壁材も異なります。ですから他の部屋への影響は、あまり懸念しなくても良いのですが、湿気の多い環境ですから迅速な補修が必要です。キズを放置し続けてしまうと、建物への影響は小さくても、カビが繁殖しやすくなります。

小さな裂け目でも、カビが奥まで根を張ってしまうと、完全な除去が難しくなってしまいます。バスルームの壁にキズを見つけたら、補修することは健康にも良いのだと意識すると良いでしょう。補修することで裂け目や溝を消すことができます。バスルームの壁の表面が、平らになることで、掃除をしやすくなります。

小さな裂け目があるまま拭き掃除をすると、汚れが詰まってしまいます。洗剤を使用した場合でも、黒くなった洗剤が裂け目に浸透し、黒ずみが消えなくなってしまいます。補修するときは防水性の樹脂を使用するのが一般的です。耐水性能が高ければ、一回の修繕作業でも効果は長持ちします。

バスルームに日当たりが良い場合は、紫外線で樹脂が劣化することがありますので、特別に耐久性の高い樹脂を使用してもらうと良いでしょう。