新築の一戸建てを検討している人にとっては、マンションの購入と比較してどうなのか気になる点だと思います。マンションの特徴としては複数の場所に防犯カメラが設置されていて、分譲マンションの場合では24時間有人の監視体制を取っているところもあります。その面で考えると、セキュリティではマンションのほうが非常に高いものと言えます。一戸建ての場合では、道路に面している土地では四方に侵入の経路があるために出入り口に加えて、裏口も全て施錠する必要性が高いです。

マンションの高層階では外から室内をのぞかれる心配もないですし、立地条件によっては綺麗な夜景をのぞめる点がメリットと言えます。その反面として忙しい通勤の時間帯にはエレベーターを待つ時間や、駐車場までの時間が長く感じられることが考えられます。一戸建てでは敷地内に駐車場を作ることが可能になるために、マンションとは違って駐車場が足りないことや毎月の支払いをする必要がなくなります。住環境が高いことで知られている第一種低層住居専用地域であれば、建物の高さや幅が制限されているために、良好な住環境や景観の維持が図られていますので良質な住環境で生活することが可能になります。

マンションではリビングや玄関の向きが決まっていたり、子ども部屋に窓が付けられない物件も多くなります。一戸建てでは北向きの物件の場合でも、東西に窓の設置が可能で天窓を付けて吹き抜けにすることや、窓そのものを大きなものを使用することで開放感を上げることができます。一戸建てでは採光や通風を工夫することで、カビやダニを防ぐ住宅設計をすることができます。