これから一戸建て住宅の購入を検討している方にとっては、自分の年収でどの程度のマイホームを購入することが可能なのか気になっている人も多いでしょう。マイホームの価格に関しては、世帯年収の7倍の範囲内のものを購入することが望ましいと言われています。世帯年収が仮に500万円だった場合では、3500万円以内の一戸建て住宅であれば無理のない購入計画を立てることができます。実際に一戸建て住宅を購入した人のデータでは、住宅ローン金利が低下している影響もあって年収の7.5倍から8倍の物件を購入している人が、最近では増えている特徴があります。

一戸建て住宅を購入するための資金としては、金融機関から借り入れを行う住宅ローンが大きな割合を占めます。住宅ローンを無理のない形で返済していくことが可能な目安としては、世帯年収の40%以内に収まることが理想と言えます。住宅ローンの返済期間が35年だった場合では、借り入れ金額は世帯年収の40%分が35年間となります。生活費や子どもの教育費、自動車のローン、または両親の介護費用など日常生活を送っていく中で様々な必要経費が発生することを考えると、住宅ローンの返済比率が高くなりすぎると生活に支障をきたしてしまいます。

一戸建て住宅の購入をするときには、物件の価格の20%以上を頭金として支払いことが理想的であると考えられます。5000万円の物件の購入を考えているときには、頭金は1000万円ほど支払うことが理想的と言えます。ただし、そのような大金を貯金することも難しいと言えますので、頭金が物件価格における7%から8%の場合であっても金融機関と相談することによって融資を受けることは十分可能です。